僕たちの体には“自分”と“自分でないもの”を見わけて
わけへだてる仕組みが備わっています
でも、子宮は国や人種や性格が違ったってそんなのおかまいなし
誰（の受精卵）でもそのまま受け入れて、育んでくれるのです
しきゅうちゃんは、そんな子宮をイメージにしてつくった
メッセージキャラクター
卵管の2本の手が地球を優しくつつんでいます

違うものをそのまま受け入れてみると
そのままの自分が見えてきます
それは自分を大切にするということでもあるのです

ひとつの受精卵が「ヒト」になっていく過程で、最初に獲得する感覚
それは“触れる”という皮膚感覚
“触れる”ことは、“触れられる”こと
「見る」「聞く」「味わう」「嗅ぐ」をくわえた五感のうち
唯一相手のある感覚です

すべての命は子宮につつまれ、子宮に“触れられて”いました
誰もが確かに感じていた温かくて優しい子宮との“触れあい”
それが僕たちの原点、すべてはそこからはじまるのです
触れること、触れあうことの大切さを
しきゅうちゃんを通して伝えていきたい

大人になっても、赤ちゃんと同じような姿勢で布団にくるまっていると
不安や寂しさや悲しさで押しつぶされそうになったときでも
体と心が和らいできます
愛する人とそっと触れあっているだけで
どんな困難でも乗り越えてゆけそうな力が湧いてきます

そう、僕たちも、そのままでいい
“Just be！”

「触れることは、触れられること」
“触れてくれる－触れられる”　時と場さえあれば
僕たちは、どんなに辛くてもやってゆけるし
やり直しも、またつながることもきっとできるはず
それが僕たちの原点
誰もが、そうやって子宮につつまれて
地球に生まれてきたんだから

「手のひらで優しくつつんで」

“しきゅうちゃん”を手のひらで優しくつつんでみよう
そのままの自分でいいんだってきっと思えてくる
もう、自分を偽ったり、無理をしなくてもいいんだって
これまで気づけなかったことが見えてきて
いろいろなことが動きだしてくるよ

すべての命を受けれ入れて育む子宮と
すべての命を支える地球はつながっています

子宮にやさしい環境は地球にもやさしい
だから、子宮にやさしい地球をめざしていこう