NOTE ノート

自然分娩とそのあり方

2003年(21年前)に寄稿した総論を振り返ってみる
産婦人科治療 2003, vol.86, no.1, P7-11

2024年、少子化はさらに深刻化(2023年出生率,1.26)し、資本主義下のもの、多くの産科が閉鎖となり、産婦人科クリニックは閉院となっている。環境破壊が叫ばれるなか、日本含め世界の人口が減少してゆくことは必然の帰結なのかもしれない。
遠い未来になるだろうが、人口減少から増加に転換する、出生率が2.07となる日の景色を想いながら、21年前に綴った総説を再掲載したい。